ロアン宮殿に向かって右手には、階段状の屋根とうずまき型の屋根のチグハグな建物がある。ルーヴル・ノートルダム美術館(Musée de l'Œuvre Notre-Dame)である。建物に向かって左部分は、14世紀に建てられ、向かって右部分は、16世紀に建てられた。後期ゴシック様式とルネサンス様式を見事に融合した設計だ。当初は、ノートルダム大聖堂の建設、修復、維持のため、大聖堂の倉庫、石工たちのアトリエとして使われていた。細かい彫...
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フランスは広場が美しい。そして実によく考えられている。ストラスブールの広場も、もちろんその例外ではない。特に昨今、都市計画が進んで、広場がさらに美しく整備された。ストラスブール大聖堂を出て、すぐ南側のシャトー広場(Place du Château)は、2013年に整備工事が終わり、ストラスブール一美しい広場に生まれ変わった。大聖堂前の土産屋ばかりに気を取られていると見落としてしまいそうな一角だが、この広場には、ストラ...
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