あるざすかいブログ
フランスアルザス地方の伝統と文化を伝えるブログ
ストラスブールを歩く・25―レピュブリック広場に置かれた悲しむ母の像
2019
/
10
/
19
アルザス観光・お店
続きを読む
現在、レピュブリック広場の中心には、白い石で作られた戦没者慰霊碑が置かれている。ドイツ統治下の、第一次大戦中は、共和国広場は皇帝広場と呼ばれ、中央にはドイツ皇帝の騎馬像が置かれていた。1936年以降、死にゆく2人の息子を悼む母の像に取って変わられている。この像こそ、アルザスの過去と未来を反映する作品だ。息子たちはフランス側とドイツ側を向き倒れている。2人を抱えて、悲しむ母。かつて、2つの国(ドイツとフラ...
続きを読む
ストラスブールを歩く・24―ヨーロッパ最大のドイツ地区、ニュースタッド
2019
/
10
/
15
アルザス観光・お店
続きを読む
1871年、ドイツに併合されたストラスブールは、新しく、ライヒスランド(Reichsland)の名で、ドイツの拠点都市として生まれ変わろうとしていた。ドイツは都市整備を進め、ストラスブールの面積をそれ以前の都市面積の3倍ほどに広げようとした。その時、もともとの旧市街の景観を壊さずに、イル河の外側に作られ、ドイツの中心となる機関が置かれたのが、ニュースタッド(Neustadt、「ドイツ地区」とも呼ばれる)である。ロータリ...
続きを読む
ストラスブールを歩く・23―横に長い、ブログリー広場
2019
/
10
/
09
アルザス観光・お店
続きを読む
クレベール広場から少し東へ足を進めると、これまた大きな広場、セイヨウシナノキの立ち並ぶブログリー広場(Place Broglie)に出る。毎週蚤の市が開かれ、クリスマスマーケットの主要広場となる広場だ。広場には、ストラスブール市役所が面しており、週末には結婚式が開かれている。奥には、1821年に建てられたオペラ座(Opéra)があり、見事なイオニア式の6本の柱の上に、ミューズたちを称えている。オペラ座の手前には、フィリ...
続きを読む
ストラスブールを歩く・22―中心の広場、クレベール広場
2019
/
10
/
03
アルザス観光・お店
続きを読む
グーテンベルグ広場を北へ歩くと、クレベール広場(Place Kléber)に出る。商業施設に囲まれ、毎週のように様々なイベントが行われる広場だ。クレベールをご存じだろうか?クレベールは、ナポレオン1世から任されてエジプトで軍の最高指揮官を務めたストラスブール出身の人物。貴族であることが軍隊で高い地位を得られる条件であった時代に、石工の家に生まれながら、総司令官まで成り上がった。ヘリオポリスで勝利し、エジプト北...
続きを読む
ストラスブールを歩く・21―中心の広場、グーテンベルグ広場
2019
/
10
/
01
アルザス観光・お店
続きを読む
ストラスブール大聖堂正面にのびるメルシエール通りの西側にあるこのグーテンベルク広場(Place Gutenberg)は、中世時代から400年以上にわたって、行政、司法、金融の中心の広場であった。広場の真ん中には、旧約聖書の一節「こうして、光があった」を得意げに広げたグーテンベルクの像が立っている。グーテンベルクはドイツのマインツ生まれだが、1434年にストラスブールに移り住み、ルネサンス三大発明の一つ、活版印刷術を実用...
続きを読む
ぶるぐれんとうざき
あるざすかいのブログへようこそ !
フランスの東端アルザス地方の伝統と文化を伝えるため、毎日の生活や読みものから得た情報を独自の視点でお伝えしていきます。
カテゴリー
アルザス観光・お店 (33)
アルザス陶器 (5)
アルザス豆知識 (30)
映画 (2)
音楽 (11)
論争・ランキング (1)
ひとりごと (3)
神のちから (25)
月別アーカイブ
2023/09 (1)
2023/08 (1)
2023/07 (1)
2023/06 (3)
2023/05 (3)
2023/04 (3)
2023/03 (3)
2023/02 (3)
2023/01 (3)
2022/12 (3)
2022/11 (3)
2022/10 (3)
2022/09 (3)
2022/08 (1)
2022/07 (1)
2022/06 (3)
2022/05 (4)
2022/04 (7)
2022/03 (5)
2022/02 (4)
2022/01 (3)
2021/12 (1)
2021/11 (3)
2021/10 (2)
2019/10 (5)
2019/09 (17)
2019/08 (3)
2019/01 (5)
2018/05 (1)
2018/04 (2)
2018/01 (4)
2017/12 (6)
最近の記事
玉置浩二の誕生日に思うこと。 (09/13)
back numberの『水平線』は、聖書の教え (08/06)
七夕生まれの愛の画家、シャガール (07/07)
アンシおじさんの生まれ変わり?ギー・ウンタライナー (06/23)
薔薇と百合と (06/16)
最近のコメント
ぶるぐれんとうざき:アルザス最大のワイナリー、シュルンベルジェ家から知る、ユグノーという存在。 (05/03)
:アルザス最大のワイナリー、シュルンベルジェ家から知る、ユグノーという存在。 (05/03)
ぶるぐれんとうざき:アルザス最大のワイナリー、シュルンベルジェ家から知る、ユグノーという存在。 (05/02)
:アルザス最大のワイナリー、シュルンベルジェ家から知る、ユグノーという存在。 (05/02)
ぶるぐれんとうざき:アルザスを代表する画家の生誕150周年 (02/21)
:アルザスを代表する画家の生誕150周年 (02/21)
ぶるぐれんとうざき:三浦綾子とキリスト教 (05/24)
ブログ内検索
リンク
Page de gestion
Ajouter ce blog à mes liens
QRコード