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ストラスブールを歩く・5―大聖堂とともに天を仰ぐ

メルシエール通り(小間物屋通り、Rue Mercière)に差し掛かると、一瞬にして空気が変わる。
目の前に巨大な聖堂が現れる。
ヴォージュ山脈のバラ色の砂岩でできた、ノートルダム=ド=ストラスブール大聖堂(Cathédrale Notre-Dame-de-Strasbourg)だ。
大聖堂には、人を惹きつける力がある。
天にすらりと伸びるゴシック様式の尖塔に、目を奪われずにはいられない。
高さが142mと、19世紀まではヨーロッパで1番背の高い大聖堂であった。
パリ近辺の職人たちがアルザス(当時は神聖ローマ帝国領)の職人たちに技術指導を行ったと言われる。
フランスとドイツの文化が融合した最高の芸術作品なのだ。

ストラスブール大聖堂


1015年にロマネスク様式で創建され、1176年にゴシック様式で改築、1439年に完成されるまで、数世紀の年月を要している。
運がよければ、遠く離れたヴォージュ山脈やドイツの黒い森からも目に留めることができる。大聖堂は、近づけば近づくほど美しさを増す。

かつて、この大聖堂を、
ゲーテは「荘厳な神の木」と、
ヴィクトル・ユーゴーは「巨大で繊細な驚異
と評した。

訪れる時間帯や季節、その日の天気によっても顔を変える。
何時間でも見入ってしまう。

「ストラスブールを歩く」は、まだまだ続きます。
読み逃した人は、こちらから
ストラスブールを歩く・1―起源
ストラスブールを歩く・2―中世の街に入るルート
ストラスブールを歩く・3―旧税関とコルボー橋
ストラスブールを歩く・4―通りの名前


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