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アルザスのイラストレーター、トミー・ウンゲラー

1931年にストラスブールで生まれたトミー・ウンゲラー。
第二次世界大戦中、ドイツ占領下のアルザスで暮らしたトミー。その時の経験が、彼の作品に大きく影響している。
風刺画、広告、エロティックな作品は、独創的で、挑発的だ。
トミー・ウンゲラーの絵

フランス語、ドイツ語、英語に長け、一貫して独仏和解、欧州統合を主張した。
トミー・ウンゲラーの絵

戦後、アメリカ、カナダ、アイルランドへと渡り、戦争、人種差別、核に反対した作品を多く残す。
トミー・ウンゲラーの絵
原子力発電所ではなく、こんな風に発電できたらいい。

数々の子供向けの絵本を残している。
トミー・ウンゲラーの絵本
『オットー 戦火をくぐったテディベア』と『すてきな三にんぐみ』は、日本語でも!

彼は、ドイツ語・アルザス語とフランス語のバイリンガル学校を経営するアソシーエーションの名誉会長だった。
トミー・ウンゲラーの絵
シンボルマークは、彼のデザイン。

ストラスブール設立2000年を記念して、1988年に作られた噴水。
トミー・ウンゲラーのデザイン。
トミー・ウンゲラーの噴水
紀元前12年に築かれたローマの城塞都市アルゲントラトゥム(ストラスブールの前身)の名が刻まれている。モデルは、門の守護神ヤヌス。一方はストラスブールの旧市街地(過去)を、もう一方は、ドイツ地区(未来)を見ている。

レピュブリック広場のすぐ近くにあるトミー・ウンゲラーの美術館は、かなり充実している。
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