今日は、エピファニー(
公現祭)。
日本には馴染みのない日だが、
西方教会では、12月25日から1月6日までの12日間を
降誕節としてイエス・キリストの誕生を祝う。
そして、大体、1月の最初の週~1月6日にかけて、みんなでガレット・デ・ロワを食べるのだ。
この写真のように、アーモンドクリームが入ったパイ菓子で、中にフェーヴと呼ばれる陶製の小さな人形が一つ入っている。
家族で切り分けて食べ、フェーヴが当たった人は王冠を被り、祝福を受ける。

幼子イエスへの
東方の三博士の訪問と礼拝が記念の中心となっているそう。
そして、大体1月6日を過ぎると、クリスマスツリーやクリスマスの飾りを片付ける。どんど焼きみたい。
このガレット・デ・ロワは、何をかくそう「ガレット・デ・ロワ」コンクールで1位を取った、
メルツヴィレー(Mertzwiller)という小さな町にあるパン屋さん、
デュレンベルジェ(Durrenberger)のもの。

このパン屋さん、
ここ数年、バゲットコンクールやガレットコンクールで、賞を連続で受賞している。

新聞でも大きく扱われたが、日本人女性ナルサワメイさんは、
最近のバゲットコンクールで全国1位になった。
現在、広々とした工房で、4人の日本人が働いている。

アルザスは、お菓子業界でも知られていて、
パン、パティスリーの名店が、地方に点在しているのだが、
有名店には必ずといっていいほど日本人がいて、日々汗をかきながら、地方のお客さんを喜ばせているのだ。
異国の地で、がんばっている人たちにエールを送りたい。
とにかく、ここのガレット・デ・ロワ、美味しかった!☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
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