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一神教から学ぶ、77億人の中の私という存在

神無月は、神の月。
今年の春(4月)は、ユダヤ教の過越祭と、キリスト教の復活祭と、イスラム教のラマダーンが同時期に祝われた。
今年の秋(10月)は、ユダヤ教の贖罪の日、仮庵の祭りと、キリスト教のプロテスタントの誕生と、イスラム教の預言者生誕祭が同じ月に祝われる。
ステンドグラス
ユダヤ教のダビデの星、キリスト教の十字架、イスラム教の三日月を描いたステンドグラス。

そんな特別な10月だから、今日はこの三つの宗教について述べたい。

「神」のことを、ユダヤ教では「ヤハウェיהוה‎(ヘブライ語)」、キリスト教では「神(各国語に訳されるGod、Gott、Dieu、Dioなど)」、イスラム教では「アッラーالله(アラビア語)」と言う。つまり、どの宗教も同じ神様を信じている
「宇宙も森羅万象も人間も、この世界に存在するものすべてが、全知全能の神の被造物である」という立場をとっている。
ストラスブール大聖堂のバラ窓
大聖堂のバラ窓

三つの宗教は、神への信仰、平等、助け合いを、教えの特徴としている。
違いと言えば、イスラムが、義務的であること。
イスラムの世界では、未だに政治や社会の運営に、宗教が利用されているが、それは、ユダヤ教、キリスト教の世界も通ってきた道。
権力や嘘が、人の信仰に入ってくると、事はうまくいかなくなる。
モスク
モスクの天井

世界三大一神教が発生したのは、中東地域。
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教は、共にエルサレムを聖地としている。
エルサレムの空
2010年10月10日のエルサレムの空。

世界の時間は、天地の創造から始まり、天地の終末へと向かってまっすぐに続く直線的な時間の線上に展開する。
一つの時間は、二度と戻ってこない。

知るや知らずや、地球上の人類約77億人は、信仰を土台にしてきた。
ヨーロッパ・キリスト教文明、イスラム文明、ヒンドゥー文明、中国・儒教文明。
どんなに迫害されても信仰をつないできたユダヤ人。
神道と仏教を生活の中に取り入れてきた日本人。
自然を崇拝してきた世界各地に散らばる人々。
フランスアルザスの空
2015年のアルザスの空。

地球上には、様々な文化があり、長い長い時間をかけて発展してきた。
一人ひとりが何を信じるかは、自由!
社会不安が高まっているけれど、信じるものは間違わずにいきたい。

10月10日スポーツの日は、とうきょうオリンピックに由来があるが、
近代オリンピックの父は、フランス人のピエール・ド・クーベルタン。
彼は、32歳で、敬虔なプロテスタント教徒であったアルザス人マリー・ロタンと結婚した。
彼女の一族が所有するアルザスのマンステールの城を、20年以上にわたって、何度も訪れたクーベルタン。
オリンピックの構想は、フランスアルザスの地で練られたのかもしれない。
マリーの城
ルッテンバッハ=プレ=マンステールの城。
ここに来たら、人類の平和の実現を夢見ずにはいられなくなる。

宗教改革から505年。
何か特別なものを感じるのは、気のせいではない。
宗教改革

私たちは、
過去無量のいのちのバトンを受けついで、
いまここに自分の番を生きている

相田みつを
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