• 今年は、アンシおじさん生誕150周年の年だが、彼の意志を継ぐアルザスを代表する画家が、今日66歳を迎える。1957年6月23日、ファルスブールに生まれたギー・ウンタライナーである。日本にも何回か来ており、黒柳徹子とは、しゃぶしゃぶを食べに行った仲。アンシの本に付属しているDVDに、アンシ役で登場する彼。アンシおじさんが現代に生きていたら、まさしく彼のような感じだろう。彼は、幼少期を隣町のアルザスのシーヴィレーで... 続きを読む
  • 6月の花といえば、バラとユリ。毎年、アルザスのサヴェルヌでは、6月の3週目の日曜日に、バラ祭り&モダンローズの国際コンクールが開催される。サヴェルヌは、「バラの町」とも呼ばれ、フランスで2番目に古いバラ園で知られる町なのだ。約880種類のバラを約5,500本栽培している。『ベルサイユのばら』や『星の王子さま』の影響で、フランス=バラのように思っている人も多いと思うが、フランスの国花は、ユリとアイリス。バラは、... 続きを読む
  • 日本原産の冬の花、椿。今日は、椿~マーガレットについて。フランス版『ロミオとジュリエット』といえるアレクサンドル・デュマ・フィス著『椿姫』。夜の世界(裏社交界)に生きた高級娼婦マルグリットと、情熱的なアルマンとのはかない愛を描いた物語である。作者のアレクサンドル・デュマ・フィスは、実際、自分が20歳の時に、7人もの大金持ちのパトロンを持つ高級娼婦マリー・デュプレシと出会い、恋に落ちた。付き合ったのは1... 続きを読む
  • 小さい頃、私がフランス革命について知ったのは、歴史の授業からではなく、マンガからであった。1947年12月18日生まれの池田理代子が描いた『ベルサイユのばら』。18世紀のフランスを舞台にした大恋愛物語である。1970年代に週刊マーガレットで連載され、その後、兵庫の宝塚歌劇団により舞台化され、テレビアニメ化され、大ヒットした。同マンガに描かれていた異性装、不倫、同性愛、自殺などは、子どもの頃の私にとって大変なショ... 続きを読む
  • 皆さん、『嵐が丘』、『ローマの休日』、『ベン・ハー』など有名作品を世に送り出した、巨匠中の巨匠の映画監督が、アルザス人だって知っていましたか?『ローマの休日(1953年)』は、何度見ても、美しい。本当に名作中の名作。ローマの景色も、衣装も、俳優も、小道具も、何から何まで美しい。そして、やっぱりオードリー・ヘップバーンが美しい。彼女は、この作品が初めて映画で主演を務めた作品だったらしいけど、堂々のアカデ... 続きを読む

ぶるぐれんとうざき

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