• 今年は、印象派誕生から150周年の年。1874年4月15日、モネ、ピサロ、ルノワールなど若い画家たちは、当時のアカデミズムに反抗し、自由に作品発表を行うためのグループを結成し、展覧会を開催した。批評家は、同展に出品されたモネの『印象、日の出』を、「印象を描いただけだ」と嘲笑した。これが、有名な、「印象派」誕生の背景。日本人が大好きな「印象派」だが、実は、私はあまり好きではない。全体がボヤっとしていて、何度見... 続きを読む
  • 今年は、アンシおじさん生誕150周年の年だが、彼の意志を継ぐアルザスを代表する画家が、今日66歳を迎える。1957年6月23日、ファルスブールに生まれたギー・ウンタライナーである。日本にも何回か来ており、黒柳徹子とは、しゃぶしゃぶを食べに行った仲。アンシの本に付属しているDVDに、アンシ役で登場する彼。アンシおじさんが現代に生きていたら、まさしく彼のような感じだろう。彼は、幼少期を隣町のアルザスのシーヴィレーで... 続きを読む
  • 1871年、普仏戦争後のプロイセン(ドイツ)によるアルザス併合によって、ドイツのものとなったストラスブール。併合後まもなくして、アグノーの床屋の息子が、ストラスブール大聖堂の広場の北側に店を構え、家具、銀器、陶磁器、象牙細工品などを売り始める。ストラスブールにおける骨董屋の誕生である。1900年頃、近くにアトリエを構えていた陶芸家のシャルル・バスチャンが、当時の店主であったジュリーと結婚した。シャルルが描... 続きを読む
  • 象徴…それは、壮大な企て。モン・サン=ミシェルといえば、世界遺産に登録される、フランスを象徴する地方の観光名所だ。カトリックの巡礼地、修道院という点に注目したのなら、「アルザスのモン・サン=ミッシェル」として、間違いなく挙げられるのは、聖オディール修道院だろう。歴史的重要性、象徴という点に注目し、「神聖ローマ帝国のモン・サン=ミッシェル」を挙げるとしたら…それは、アルザスの空に浮かぶオー・クニグスブ... 続きを読む
  • アルザスには、目に問題を持った人々が多く訪れる修道院がある。標高約753mの岩山の頂上にある聖オディール修道院だ。7世紀半ば、アルザスの公爵アダリック(別名エティション)は、長男の誕生を待ちわびていた。ところが、生まれたのは女の子。しかも生まれつき盲目ときたものだ。すぐに殺してしまおうとする父。母の助けで、ブルゴーニュの修道院に隠れながら過ごしたオディールは、洗礼の日、視力を取り戻す。弟の助けでオディ... 続きを読む

ぶるぐれんとうざき

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