• 人に会いたくない、でも本を読む気力がある人におすすめの本は、三浦綾子の本である。自殺したい人、生きることに疲れてしまった人には、本を読む気力は残っていないだろう。『完全自殺マニュアル』なる本を買うよりも、おすすめしたいのは、ダンテ・アリギエーリ著、平川祐弘訳、ギュスターヴ・ドレ絵の『神曲』である。未来を考えること、今を生きることができなくなってしまったら、まずこの本をパラパラとめくりながら、絵を見... 続きを読む
  • 13日の金曜日を題材にしたアメリカ映画や、アポロ13号の事故、パリの同時多発テロなどの影響で、すっかり忌み数となってしまった「13」という数字。ところが、キリスト教の象徴学においては、唯一神を表す「1」と三位一体を表す「3」の結合数「13」は重視されている。旧約の世界を象徴する十戒の「10」と、新約の世界を象徴する三位一体の「3」の結合を象徴する聖数でもあるのだ。キリストと十二使徒は、合わせて十三人。(Source i... 続きを読む
  • 先日、簡単に西洋絵画の一つを読みといたが、三位一体とは一体なんなのか。創造主としての父である神と、贖罪者としての神の子キリストと、助け主としての聖霊とは、唯一の神が三つの位格として現われたものであり、元来一体のものである。今日はペンテコステ(聖霊降臨日、五旬祭)。復活祭後の第7日曜日、50日目にキリストの弟子たちに天から聖霊がくだり、教会が誕生した。あまり頼りなかった十二使徒たちは、聖霊を受けること... 続きを読む

ぶるぐれんとうざき

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