• 昨年は、キリスト教作家として知られる三浦綾子を紹介した。今日は、彼女と同時代を生きたキリスト教作家、遠藤周作の生誕100周年記念日なので紹介したい。三浦綾子の小説は、キリスト教の背景知識を持たなくともスラスラと読みやすいが、遠藤周作の小説は、背景知識を持ってから臨んだ方がいい。その方が、新たな視点として捉えられて、ズシンと響く。遠藤周作は、1923年3月27日に東京で生まれる。幼年期を旧満州大連で過ごした後... 続きを読む
  • 今から100年前、1923年3月22日、ストラスブールのユダヤ人家庭に生まれたマルセル・マルソー。沈黙の詩人と呼ばれた、近代パントマイムで最も有名な人物である。5歳のとき、チャーリー・チャップリンを見たことがきっかけで俳優を志した彼。1947年に、キャラクター「ビップ」を誕生させ、山高帽に一輪の赤い花をさし、真っ白な顔で、世界中に笑いを届け続けた。彼は、第二次世界大戦中、ナチスドイツの傀儡(かいらい)政権であっ... 続きを読む
  • 日本人には馴染みがないが、今は、四旬節である。四旬節とは、復活祭の40日前の水曜日(灰の水曜日)から復活祭の前日(聖土曜日)までの期間を指す。四旬節の期間は、本来、復活祭に備え、祈りを深め、物欲を断ち切る期間。この40日間の食事は、より質素にし、特に動物性食品は制限する。しかし、現代では、これを行っている家庭は非常に少ない。その昔、洗礼者ヨハネから洗礼を受けたイエスは、荒野に導かれ、40日間、悪魔から誘... 続きを読む

ぶるぐれんとうざき

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