ストラスブールを歩く・16―シャトー広場と歴史的に重要な高校

フランスは広場が美しい。そして実によく考えられている。
ストラスブールの広場も、もちろんその例外ではない。
特に昨今、都市計画が進んで、広場がさらに美しく整備された。
広場

ストラスブール大聖堂を出て、すぐ南側のシャトー広場(Place du Château)は、2013年に整備工事が終わり、ストラスブール一美しい広場に生まれ変わった。
大聖堂前の土産屋ばかりに気を取られていると見落としてしまいそうな一角だが、この広場には、ストラスブールを代表する建造物が集まっている

ぜひ大聖堂の礎石となったヴォージュ山脈の岩石に腰を下ろして、古き時代に思いを馳せてほしい。

まず、大聖堂を左手に見て奥に、男子、女子生徒がたむろしているのが見えるが、こちらは、フュステル・ドゥ・クーランジュ高校(Lycée fustel de coulanges)。
高校

もとは、17世紀後半にストラスブールを統治することとなったルイ14世の命で建設されたイエズス会系の男子校であった。
王政期には、コレージュ・ロアイヤル、革命期には、エコール・サントラル、帝政期には、リセ・アンペリアルとして名を馳せた、フランスでも最も歴史の古い高校の一つである。現在は、インターナショナルスクールとなっている。
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