13日の金曜日を題材にしたアメリカ映画や、アポロ13号の事故、
パリの同時多発テロなどの影響で、すっかり忌み数となってしまった「13」という数字。
ところが、キリスト教の象徴学においては、
唯一神を表す「1」と
三位一体を表す「3」の結合数「13」は重視されている。旧約の世界を象徴する
十戒の「10」と、新約の世界を象徴する
三位一体の「3」の結合を象徴する聖数でもあるのだ。

キリストと十二使徒は、合わせて十三人。

(Source image : http://astronomique.eu/constellations/)
太陽と黄道十二宮は、合わせて十三。
1ドル札の裏面には、13が盛りだくさんある。

左側のピラミッドの層の数は、13。

右側のワシは、右足で13枚の葉と13個の実をもつ月桂樹を、左足で13本の矢をつかんでいる。ワシの頭上には、13の星がダヴィデの星の形に配されている。アメリカの建国者たちは、独立した13州の中に、この象徴数を見て取っていたのである。
私たちにとって、もっと身近なのは、トランプ!

10までの数のカードと、J(11、ジャック)、Q(12、クイーン)、K(13、キング)を加えた13枚のカード。
トランプのカードには、神的な一致がみられ、
1年が凝縮されている。
クラブ・ダイヤ・ハート・スペードの4つのマークは、それぞれ
春夏秋冬を示している。各スート13枚のカードは、1シーズン13週の暦(4×13=52週=1年)を意味している。カードに書かれた数字を全部足すと364となり、ジョーカー1枚を足すと365、1年間の日数と同じ数になる!もう1枚のジョーカーを足すと366、閏年の数になる。
スポンサーサイト
コメント